無修正のアダルト動画サイトの合法性については、配信元の国の法律の適用か、日本国内の法律の適用か、が重要なポイントとなります。
なぜか無修正のアダルト動画と聞くと、それだけで違法だと思う方も多いと思います。なぜなら、日本国内でアダルトビデオの配信会社から購入したり、レンタルすれば必ずモザイクが入っているからです。
しかしながら、無修正のアダルト動画=違法は完全に間違いです。日本国内から無修正動画をアップロードすることは違法ですが、海外サーバーからダウンロードして個人で楽しむことは合法です。
下記にわかりやすくまとめてみましたのでご覧ください。
海外にサーバーを置いている場合
アダルト動画サイトの運営はその国の法律に従います。無修正のアダルト動画が合法な国や州に法人が設立され、サーバーが現地にあれば、そこから配信される無修正動画は合法とされます。
例えば、アメリカのカリフォルニア州では無修正動画の配信が合法であり、これに基づいて運営されるサイト(例:カリビアンコム、一本道など)は、日本国内からアクセスしても違法ではありません。
日本国内の法律
日本では、無修正のアダルト動画は「わいせつ物頒布等罪」に該当し、違法とされています。具体的には、刑法第175条に基づき、わいせつ物を頒布したり、公然陳列した場合に処罰されることになります。
このため、無修正のアダルト動画を日本国内でアップロードしたり、配信することは違法です。
視聴することの合法性
無修正のアダルト動画を視聴する行為自体は、法律上明確に禁止されてはいません。つまり、著作権的に問題のない無修正のアダルト動画であれば、ダウンロードしたり、画面上で再生するのは何ら問題はありません。
違法になること
前述の日本国内の法律でも触れましたが、「自分が観ること以外」で、ダウンロードした無修正のアダルト動画を他人に販売したり、再配信することは厳しく禁止されています。これは日本の法律に違反し罰せられる可能性があります。
そして、無修正のアダルト動画が児童ポルノに該当する場合は、児童ポルノ禁止法によって厳しく処罰されます。これは無修正かモザイク入りかは関係なく違法になりますので、特に注意してください。